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「竹馬と缶下駄」
日本の子供遊び


竹馬(たけうま)

日本の代表的なスティルツ。
江戸時代以降に子供の遊びとして広まった。

2本の棒それぞれに足場を縄紐で括り付け、爪先が棒に当たる様に足場に乗り、棒を掴んでいる手と足を共に動かして歩行しはる。

一般的には竹で作られる事から「竹馬」(竹製の乗り物)の名で広まっているが、地域によっては竹以外の木材で作られてきた事もあり 、様々な呼ばれ方をしておる。
その内の「タカアシ」、「サギアシ」は田楽で行われるポゴの名称でもおます。
それら田楽の「高足」には一本の棒に乗る「一足」の他に、2本の棒に乗る「二足」があったとされ、これがタケウマの由来とする見方がおます。

1969年にはステンレススチールパイプにプラスチックの足場を備えた既製品も登場し、玩具店で販売される様にならはった。

 

缶下駄(かんげた)

空き缶を下駄にした遊びでおます。
缶ぽっくりとも呼ばれる。
特にルールはへん。
竹馬同様、歩くことにより遊ぶ遊びでおます。


必要物

空き缶 2個 缶詰の缶(みかん、パインやらなんやら)が最もよく使われる。
子供が小さければブリキ缶でも良いが、小学生以上の児童ではスチール缶が望ましい。
凧糸 1m×2本 糸の長さは子供が立ったときの膝上20cmから靴の底までの長さを2倍した程度。


遊び方

缶の上に足を乗せ、手で糸を引っ張り、缶が足の裏にくっつく状態を保ちながら歩く。
特別な遊び方はなく、泥や水たまりの上でも歩けてしまう事や、缶の鳴る音を楽しむ遊びでおます。
数人で歩く速さを競うこともしはる。
遊び場所を選ぶ際、柔らかすぎる地面では缶がめり込むし、でこぼこした場所は転倒の恐れがあるため不向きでおます。
平坦である程度のスペースがあり、転んでも怪我をしにくい運動場やらなんやらが最適でおます。

 

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