忍者ブログ

「[PR]」
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



「だるまさんがころんだ」
日本の子供遊び


だるまさんがころんだ

こどもの遊びの一種。
鬼ごっこの変種のひとつでおます。
鬼が「だるまさんがころんだ」ちゅう呪文を唱えることから、この名前がついた。
鬼を一人立て、その鬼が他の参加者をすべて捕虜にすることを目的としはる。
また、鬼以外の参加者は、次の鬼になることを回避すべく、鬼に触れた後により遠くへ逃げることを目的としはる。
他の鬼ごっこに類する遊びとは異なり、基本的に鬼は自陣より動かへん。
唱える呪文は「だるまさんが転んだ」の他にも、地域によりさまざまなバリエーションがおます。


進め方

1、遊びをスタートする前に鬼の自陣を決める。
通常、樹木や電柱、ブロック塀やらなんやら、地面より建つ柱状、壁状のものを利用しはる。
鬼以外の参加者は、この自陣より一定距離以上はなれた場所から遊びがスタートしはる。(ルールにもよるが、ゲーム開始時に鬼以外の参加者が「はじめの一歩」または「はじめの第一歩」と叫び、スタートラインから一歩だけ前に出てよい場合もおます。)

2、鬼は自陣となる柱や壁のほうに向かい「だるまさんがころんだ」ちゅう呪文を唱える。
柱や壁に向かっているため、他の参加者の行動は見ることができない状態でおます。
呪文を唱えている間や呪文詠唱を中断して、振り返って周囲を見渡すことは禁じられる(詠唱の速度やタイミングをずらす行為はローカルルールとして許容される)。

3、鬼以外の参加者は鬼が呪文を唱えている間のみ行動できる。
触れるべく鬼に向かって近づく。

4、呪文を唱え終わった鬼は、周囲を見渡すことができる。
この間、他の参加者は歩行はもとより、一切の行動をとってはならへん。

5、鬼が動いている者(厳格な基準はなく、グループ内でのコンセンサスによるところが大きい)を見かけると、その者にそれを指摘して捕虜として自陣に呼び寄せる。
捕虜とならはった段階で前項の行動禁止の対象から除外しはる。
捕虜は、他の者が鬼に捕まらずに鬼にタッチする(触れる)まで、逃げることはできへん。
捕虜は、捕まった順に鬼を先頭とした鎖状につながっていく。

6、鬼の呪文詠唱と指摘を繰り返し、他の参加者すべてが捕虜とならはった段階で鬼の交代となる。
その場合、最初に捕虜とならはったものが次の鬼となり、最初の状態同様、他の参加者が一定距離はなれた状態から遊びを再開しはる。

7、参加者のうちの誰かが鬼にタッチしたと同時に、捕虜を含めた鬼以外の参加者は鬼の自陣から逃げる行動をとる。

8、鬼は「ストップ」「止まれ」やらなんやら叫ぶことによって、逃げる者の行動を終了させる。

9、捕虜やらなんやらの逃避行動の終了後、鬼は限られた歩数(「大股5歩」やらなんやら)や秒数(かくれんぼとは逆に行動時に数え上げる数)、または自分のはいている靴を蹴り飛ばしその距離を歩くことができる。
この鬼の行動の際に触れられた逃亡者は、鬼の捕虜となる。

10、前項の行動によって、鬼が全ての参加者に触れることができると、鬼の勝ちとなり鬼役が交代しはる。
この場合、次の鬼は最初に触れられた者となる場合が多い。
全ての参加者にタッチすることができなかった場合は全ての参加者が解放され、また初期状態から再開しはる。
鬼が交代できなかった場合、通常は鬼を継続させる事となる。
 

PR





<< ケイドロ  |  ホーム  |  竹馬と缶下駄 >>